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2019年3月18日 (月)

ありがとう鶴二さん、紫さん、みそみのお客さん

今日ね、

みそみ地域づくり協議会の初の試み、

「みそみ寄席」をやりました。

上方落語の実力者お二人を招いてのイベントです。

Dscf3983 笑福亭鶴二さんと、

Dscf3985 露の紫さん。

観客は100人。

すんません、うそつきました。

正確には93人。

150人を想定していましたが、

ちょっと残念。

だって、久しぶりの快晴の天気ですもん。

近所の人なんか、

「雨降ったら行くわ。」

ですもん。

天気がいいと畑や田んぼの仕事がありますからね。

人数は今一つでしたが、

13:30開演に11:30には7~8人来てましたから。

もうほんとに楽しみにしていてくれた人が、

100人もいてくれたのが、ほんとにうれしい。

だから93人だって・・・。

鶴二さんもマクラで、

「ほんとにカンがいいお客さんで・・・」

とほめてくださいました。

みなさん大笑いしたくて来てくださった人ばかりです。

ちょっとしたくすぐりでも大爆笑。

Dscf3981 開演前に私が注意事項で、

「お配りしたペット茶のフタはちゃんとしてくださいね。

 蹴っ飛ばしてこぼしたら、なんかと間違えられますから。」

で笑われましたもん。

・・・・・

一席目が鶴二さん。

演目はちりとてちん。

酢豆腐とも言いますが有名な話です。

私が照明のスイッチを入れ忘れて、

マクラの途中で補助ライトの灯りをつけたもんですから、

「・・・なんてしゃべってたら電気がつきましたがな。」

で大爆笑。

「これ、消されたらどないしまひょ。」

もう、

まいったあああああああああ。

さすがああああああああああ。

でんがな。

やっぱ繁盛亭でトリを務める実力者です。

マクラの話だけでたっぷり笑わしてくれてからの、

腐った豆腐でっせ。

面白いのなんの。

みそみ寄席特製バージョンですから。

もう腹かかえて笑わせて・・・・

いや、腹はかかえませんが、

それぐらい面白いという・・・・・

私は桂米朝さんと枝雀さんのせいで落語が大好きになりました。

Dscf3987 10年ほど前に敬老会で1回だけ

「教頭、おまえもなんか何かやれ。」

と言われて、

親子酒という落語やりましたが、

もう二度と「落語やったことある、」

なんて言えませんですとも、ええ。

セリフをこなすだけではないんです、

んなこたぁわかってるんですが、

場数がないんです。圧倒的に。

・・・・・・・・

露の紫さんは、

松山鏡。

正直者の正助が、

「褒美なんて、・・・おらはただ、父つぁま、母さまに・・・。」

のくだりなんか、

私、涙出ましたもん。

今の今まで大笑いしてたお客さんが、

し~んとなって、目をぬぐっているんですよ。

そして涙が乾かないうちにまた笑って・・・・

ど素人が、

「おれ、親子酒、演れるから・・・・。」

なんて二度といいませんデス。はい。

落語って笑わせればいいってもんじゃないんですよね。

最後は鶴二さんの

竹の水仙。

私、不覚にもこの噺は知りませんでした。

抜け雀という噺はしっていましたが、

有名な話らしくて、

今回の落語会をコーディネートしてくださった池田企画さんに、

「え?知らないの?」

と言われましたもの、ええ。

・・・・・・

落語は深い。

聞くのが好き、

好きだから覚えてしまう、

覚えたから自分でやってみる、

やってみたら人に聞かせたい・・・

「寝床」の世界でんな。

え?寝床知らないって?

ふふふ、

私、

やれますから、寝床。

んんんんんんんんんんん。

二度と言わないって言ってたのに・・・・

では、また。

コメント

知らずに「寝床」聞き始めたら何と45分でんがな。気がついたら朝になってましたわ。また、ききなおししないと。我が家のメンバーにも落語好きがいて枝雀の全集ありますわ。人には見せないようなニコニコ顔で聴き入っているのをみるとこんちくしょーです。でもいい企画ですね。ライブは同じ空間で共有感が持てて人類皆兄弟的感覚になりますから。今は簡単にネットで音楽でも落語でも聴けるのでいいですが、やはりライヴにはかないません。次回は是非予告を。100人台突破のお手伝いできるかも。

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