みそみトレイル報告~田上峠・小原峠~編
9月25日10:00
田上集会場集合
みそみ公民館を拠点に活動している地域の山歩き愛好者の
イベントですな。
いつものように案内役、リーダーのT原さんに、
全面的にお世話になります。
誰でも参加できる気楽な山歩き会ですわ。
今日は「古道を歩く~峠越え~」で、
「田上集落~常在院古道田上峠~鳥羽谷無悪(さかなし)へ」と、
「鳥羽谷小原集落~小原峠~岩屋集落へ」のコース。
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若狭地方は昔は「若狭三十二谷」と呼ばれ、
戦国時代にはその谷々に地侍がいて村々を守っていました。
三方地域は熊谷氏が有名です。
田上では江戸氏がいました。
みそみ地区には周囲を取り囲むように
山城跡があります。
若狭一円を支配する強力な大名がいなかったせいか、
谷の有力者が村人たちと一緒に、
自分たちの田畑を守っていたのでしょう。
それぞれの谷の人々は互いに交流があったようです。
谷々を隔てている山地を越える古道が残っています。
そういう古道歩きも「みそみトレイルクラブ」の
テーマの一つですね。
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10:00常在院前の獣害策ゲートから林道に入ります。
(このあと、どういう訳か画像が記録されていません)
10:15林道から右脇の古道に取り付きます。
10:25再び林道に出ます。小休憩。
林道左脇から古道へ入ります。小さな尾根沿いに
九十九折れの道を進みます。
この道を通って、みそみ地域づくり協議会会長のT中さんのおばあさんは、
田上に嫁いできたそうです。小浜線が通る前だから100年以上前ですね。
10:35田上峠着
楢の大木?の根元に地蔵さんがあります。その前には、
何かの字が刻まれている大きな石が倒れています。
いかにも峠といった感じです。
10:45峠発、鳥羽谷無悪集落へ下ります。
T中さんは中学時代に自転車でこの峠を越えて、
田烏の海に泳ぎに行ったそうです。
みそみ地区70代畏るべしでんな。
こちら側は田上側より人の手が多く入っている感じです。
大きな砂防堰堤が2つありました。
堰堤から下は古道ではなく林道(荒れている)歩きです。
11:05無悪集落獣害ゲート着。
集落センター近くには古いお寺があります。
小高い丘の上の宝物殿の中には観音様が祀ってあるそうです。
ここからは、朝のうちにデポしておいた車に分乗して、
同じ鳥羽谷の小原集落に向かいます。
途中に若狭梅街道若狭トンネル、
JR小浜線天狗山トンネルが見えます。
二つの谷の交流はこのトンネルができて、
古道は使われなくなったのです。
舞若道の橋脚が威容を誇っています。
11:20小原集落のお寺の横の林道ゲートの中に、
車を止めて峠を目指して林道を登ります。
10分ほどすると林道わきに庭園跡のようなところに着きます。
朽ちかけた祠と標柱があります。(何て書いてあるかは読めませんでした)
ここからは古道歩きです。
杉林の中の九十九折れの道をひたすら登ります。
杉林がミズナラなどの林に変わってきて、
送電線の線下伐採であかるくなってくると峠はすぐです。
11:50小原峠着
峠には小さなお地蔵さんが祀ってありますが、
よく見ると頭部がかけています。(石の祠の中)
落語に「幽霊の辻」がありますが、そこにでてくる
首無し地蔵を思い出してしまいました。
昼食は峠を鉄塔の方に登った見晴らしの良いところでとります。
私はコンビニのおにぎり2つとハイチュウでしたが、
T中さんには自家栽培のブドウ(ピオーネ)を、
Y口さんにはみかんをいただきました。
ごちそうさまでした。
鉄塔からはJR十村駅や保育所がよく見えます。
我が家も確認できました。
12:40峠発
古道下り15分ほどで小さな沢におります。
山道は沢へおりる所が要注意です。
疲れが足に来ているので慎重に。
沢に下りると林道が来ています。
13:05林道ゲート着
岩屋不動教会の「お瀧中之院」があります。
ここからは岩屋集落の中を通って、
里道を2キロほど歩いて田上集会場に向かいます。
舗装された道は足や腰にきます。
この2キロが一番しんどかったです。はい。
13:50田上集会場着
車を出してくださったT原さん、T中さん、S水さん、
ありがとうございました。
みなさん、お疲れさまでした。
また、次回。
私のスマホは1万歩を越えていました。
じゃ、また。
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