お待たせ。前回の続編です。
戦国時代の山城としては、
発掘整備のなされた美浜町佐柿の、
『国吉城』が有名ですが、
なんのなんの大きさとしては、
大倉見城の方がでかいんでっせ。エヘン。
山の名前は[坂越嶽」らしいんですが、
城山とか井崎山といいます。
登山口は井崎側から林道がついているので、
この林道をつかって登ります。
十村駅から東黒田方面へ行く道路が、
大きくカーブしているのでその路肩に車を停めさせてもらいました。
13:20林道の獣害防止柵のゲートをあけて登り始めます。
わずか3時間ほどの行程ですが、
もちろんちゃんと閉めておきます。
登り始めの傾斜を少し登って、林道は左に曲がります。
結構雪が深く、長靴だけではすべるので、
40数年前のワンゲル時代に使っていたカンジキをはきました。
林道ですから傾斜はそんなにきつくないので、
ひたすら一歩ずつ歩を進めます。
14:00林道の左上にある一つ目の鉄塔着。
40分もかかりました。トホホ。
雪のない時期には小学生なんか40分だと山頂に着いてまっせ。
拙者は当然一服、一服。
テルモスに入れてきたコーヒーとタバコでリフレーッシュ。
鉄塔下から少し登って再び林道歩き開始。
40年前のカンジキも十分役立ってまっせ。
途中から、白と黒の体に赤いワンポイントのある鳥が、
まるで先導してくれるみたいについてきてくれます。
アカゲラかな?望遠がないので写真はなし。
へんなオジンが来たぞ。キョーミブカイな。しばらく観察したろ。
のような感じでんな。
20分ほどエッチラホイタラ、右曲がり左曲がりの林道を上ると、
右上に二つ目の鉄塔がありますがここはスルーして、
さらに林道を進みます。
登ってきたトレースはこんな感じ。
14:50林道から山頂に向かう最後の直登。
林道右側に「山火事注意」の看板があります。
帰りに撮影しておきましたので紹介します。
この登りは階段がつけてありますので、
夏場は迷うことはありません。
14:55山頂着。南側の眺望。左端が三十三間山への稜線。中央右奥が若狭駒ヶ岳?北方向には三方五湖と若狭湾、敦賀半島も見えます。
四阿(あずまや)があるので、
そのベンチにアルミシートをしいてコーヒーとタバコタイム。
1人の時間を楽しみます。
こんな時は、
俳人にでも詩人にでも、哲学者にもなれそうな気がします。
と、凡人、変人、愚人が言ってます。
さあて、下りるとするか。
カンジキをはいてのくだりはより慎重にしないと、
つまづくのでゆっくり一歩一歩。
若いころは初冬の白山や厳冬期の経ヶ岳も登れたのに、
あーあ、3年後には古希を控えている身。
不摂生もあって、すっかりガタがきてまんな。
ガタがきてると言えば、
途中でカンジキのひもが片方切れてしまいました。
やっぱりなあ。
わが身と同じだ。
すっかり時間がとられて、
トボトボトボトボ。
16:20登山口にやっと戻れました。
やあー楽しかった。
アカゲラらしき鳥は下りもついてきてくれました。
よほど珍しいのかな?
長文になってしまいましたが最後まで、
ありがとさーん。
じゃ、また。
あ、
カンジキ。
ちゃんとメンテしておきました。
使う予定はないけど。
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