福井県公民館大会に参加しました。
朝から教育委員会のO下さんの運転で、
鯖江の嚮陽会館に行ってました。
この場所は現職時代に、
一人の教員の不祥事が起こってしまい、
県下全小学校の校長が集まって、
不祥事防止の対策を共通理解する会合があった場所です。
私としては自分の学校の先生方を信じるしかなかったので、
どんな対策をどう実行したかを報告しようという話し合いが、
とってもつらかったことを覚えています。
校長時代はつらいことの方も多くて、
それを紛らわすためにより多く子どもたちに、
無理して接してきたようにも思います。
子どもたちと接していると、
自分が救われた感じがしたのです。
もう4年前になる自分に感傷的になったりしていました。
・・・・・
で、
大会の印象ですが、
公民館は公民館でなくなりつつある、
でしょうか。
学校教育が教育委員会から、
首長部局の影響を強く受けるようになってきたのと同じで、
社会教育も行政の要請に強く反応しているからです。
憲法や教育基本法、
社会教育法が制定された時代とは違うといえばそれまでですが、
地域の防災や福祉、
環境や安全などの課題が公民館の課題として、
堂々と話題にされ、
それを実践していくことが公民館の使命なん?
公民館は、住民の民主主義の実践の場と考えていた私は、
ちょっと???でした。
あ、
民主主義なんて言葉使いましたが、
多数決、多数派がルールを決めるのは、
民主主義じゃありませんから。
少数派、マイノリティー、個人が大切にされる社会が
民主主義ですから。
勘違いせんといてね、ABさん。
いかん。
たまに更新するとこれだ。
もうやめます。
ではまた。
現代人は自他の権利を尊重するアサーティブの精神と、
話し合いによって問題を協力して解消に努める交渉の技術が足りませんね。
民主主義に必要なのはこれらのことです。
投稿: | 2018年11月15日 (木) 00:19